2017年10月27日金曜日

機種変で分かったwindows10mobileの良いところと悪いところ

blackberryPASSPORTの調子が悪くなったので、vaio phone bizに乗り換えを図ることにした。
ヨドバシカメラで3万円なり。
windows 10 mobile、サポート終了が宣告されているにしては強気の値段である。

いいところは、
・軽快な挙動
カメラを除いたすべての挙動が軽快。
ミドルレンジ端末とはけして思えない軽快さ。
・UIが秀逸
本当に良く出来てると思う。アイコンのグループ化や、アイコンの挙動、設定の呼び出しや通知など、
作り込まれたosであることは明白。
ほぼWindowsの挙動なので、学習コストが低い。
・デスクトップ(Windows)との情報統合環境
マイクロソフトアカウントによる情報統合がなされるので、楽。
・信頼性
魂(情報)の売り先としてはマイクロソフトは未だ良い方。流石にgoogleやAppleには売れない。

悪いところは
・挙動が安定しない
ロック中、かつ通話中にメールを受けると、PINパスワードを打てなくなり、電源長押しで強制終了の憂き目に遭うとか、泣きたくなる。
・各種ソフトウェアが正直使い辛い
特にメール。outlookに振り分け機能が無いので、メールが非常に読み辛い。
フォトの参照が指定フォルダのみで、いちいちエクスプローラーで見なければならない。また、エクスプローラーの作りも雑。
・Office365とは何なのか
上記に関連して、office365に含まれるoutlookをwindows10mobileで使いたくても使えない。
なんとwindows 10 mobileで使えるoffice365は、「word」「excel」「power point」の3つだけだそうだ(マイクロソフトに電話確認した)。
・bluetoothが安定しない
ハンズフリーマイクやスピーカー類をbluetoothで繋ぐと、ノイズが走ったり切断されたりする。
・電話とpeopleのシームレスな切り替えが出来ない
電話をかけようとすると、どうしても一度peopleに戻らざるをえないので、一手間かかってしまう。
・peopleの並べ替えが姓名のみ。あと挙動が遅い。
たとえば会社毎など、そのほかの並べ替えが出来ない。peopleでなぜか連絡先の再読み込みがかかる。それが遅い。1000件以上あるから?ビジネスマン舐めんな的何かでしか無い。

・追記
使えば使うほど気になるパフォーマンス
シームレスな切り替えが出来ない。多分昔のwindowsの悪いところを踏襲したと言えば、わかりやすい。
一瞬待たされる。アプリ内での挙動は快適だが、起動時にどうしてももっさり、というか一瞬待たされてしまう。
これが、people→ダイヤルのアプリ遷移等でぐっとくる結果になる。

端末単体だと、光検知のセンサーが、ガラスフィルムを貼ると感知しなくなる
(おかげで電話をかけると画面がブラックアウトしたまま、電話が切れない限りずっとその状態が維持され、操作不能になる)とか、
感知しないならしないで設定をいじれれば良いんだけれども、設定をいじれないとか。

総合すると、スマートフォンとして使うにはあまりに力不足。ビジネス用途としては使えないに等しい。
blackberryの方が数倍マシ。googleでソフト売ってるのも分かる。
使えば使うほど、ブラックベリーの使い勝手が凄くいい。これでハイパフォーマンスだったら完璧すぎる。

そもそも基本ソフトウェアの作り込みが足りていないため、使い込むには不自由すぎる。
大体office365がwindows10mobileを切り捨てている時点でお察しということか。
アドインを突っ込めない(iOS版は突っ込める)。
blackberryに戻るか戻らざるか考えている最中。
完全オワコンのblackberry(中国には魂を売りたくないので、またPASSPORTか)か、Androidかになる。

データ端末としては悪くないので(テザリングの手軽さも含めて)、使い続けてはいくと思うけど、ねえ。そりゃあゲイツもAndroidに乗り換えますわ。

追記
多分xperia zx1に乗り換えることになりそう。乗り換え時期は未定。3万台に落ちることは無さそうなので、4万台で買うことになる筈。