2008年6月1日日曜日

Thunderbirdで個別フォルダをバックアップする

代表が使っているPCのクリーンインストールで、thunderbirdをmozbackupを使ってバックアップしたものを
復元すると、何故か特定のフォルダがバックアップされていないという現象に見舞われた。
何時も僕はmoz-backupでうまくバックアップしているのだけれども、まあ、こういうことがままあるから
アプリケーションインストラクター(AI)というものがいる訳で。
mozbackupでのバックアップと併用で、thunderbirdのプロファイルフォルダ(appdataフォルダ以下のthunderbird)もバックアップするのが正しいAI。
詳しくは
http://www.mozilla-japan.org/support/thunderbird/profile
を参照のこと。

ということで、別マシンでプロファイルフォルダからの復元が出来ることを確認した後、特定のフォルダをバックアップ。
恐らくappフォルダの中にメールデータ(拡張子無しのmbox形式データ)を突っ込めば、復元が可能だと推測されるのだけれども、
今後もこういうことがあり得る&いちいちエンドユーザのpcで不可視ファイルを見えるようにしたくなかったので、アドオンを探した。無難。
矢張りあるもので、importexporttoolsというアドオンを発見。

http://nic-nac-project.de/%7Ekaosmos/mboximport-en.html

昔はMboxImportという名前だったらしい。現時点では1.6.3が最新。
ページは英語だが、インストールしてしまえば後は日本語。

インストールは、上記urlの最下段にある
Download ImportExportTools (MboxImport enhanced)
のリンクを右クリック保存。
保存したxpiファイルを、thunderbirdで読ませて、thunderbirdを再起動。
(ツール>アドオン>インストール で、当該ファイルを選択し、インストール)

使い方は、保存したいフォルダを右クリックし、
「読み込み・書き出し>フォルダを書き出す」を選択、保存フォルダを指定するだけ。

読み込みも同じように、
「読み込み・書き出し>mboxファイルを読み込む」で読み込める。

このアドオンの良いところは、書き出し方法を自由に指定できる。
eml、html、プレーンテキスト等でも書き出せるのは偉い。
ただし、読み込みできるのはmboxとemlファイルだけなので注意。

何となく思うのが、システム管理者が居ない会社は、ゆっくりと死に至る病を抱えているようなものだなあと。
特に、一気にIT化を進めた中小企業はメンテナンスに何をすればいいのか、どこにお金を置けばいいのか分からずに放置するだろうし。
時と共に不調になっていく情報インフラ(エンドユーザPC、サーバ、ネットワーク環境等)も放置するだろうし。
気付いたときにはミッションクリティカルな状況に置かれていると。
もしくはギーク社員の遊び場。

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