2009年5月31日日曜日

CENTOSでwordpress用テストサーバを構築する@VMware Server2

CENTOSでwordpress用テストサーバを構築する@VMware Server2

wordpressでBLOGシステムを構築することになり、そのためのテスト機を用意できなかったので、vmwareで構築することに。
こんなにも面倒だとは思っていなかったので、そのログ。
セキュリティ?ガン無視です。
なので、外向きのサーバにはこのPOSTを参考にしないように。

インストールマシンはWindowsXP。

http://www.vmware.com/jp/
より、VMware Serverをダウンロード。
僕はVMware Server2を入れた。
英語でのレジストレーション登録をした後にダウンロードできる。
その際、シリアルが配布されるので、別途コピーなりしておくこと。

インストールの際は、適時指示に従う。

インストール終了後、再起動してショートカットなり何なりから起動。
ブラウザが開き、ログイン画面が出るので、ログイン名とパスワードを入力し、ログイン。

この際、ログイン名とパスワードは「インストールした実機でadministrator権限を持っているユーザのユーザ名とパスワード」なので、
管理者権限を持ったユーザにパスワードを設定していない場合、設定後再度と言うことになるので注意。

ログインすると、VMware Infrastructure Web Accessという画面がブラウザ内に展開する。
その前にVMwareのplug-inのインストールがあるかも知れない)。

仮想マシンを右上のCommands内、Create Virtual Machineで作成。
別に自分だけしか作業しないので、あまりハイスペックにしないようにする。
インストールメディアはDVD-ROMだったので、自分のローカルDVDドライブを指定。
ネットワークはNAT(デフォルトはBRIDGEだった)にする。
そうしないとFTPで仮想マシンに接続できなかった。

作り終えると、左の一覧に作ったマシンが出てくるので、それをクリック。
中央タブにConsoleというタブがあるので、それをクリック。
Open the console in a new windowと書かれている場所をクリックすると、別窓でVMwareアプリケーションが起動し、
所謂仮想画面が展開する。

普通にCENTOSはインストールが完了。
どうせやっつけサーバで面倒だったので、タイプ選択の所でサーバ(GUI)を選択。
サウンドカードが見付からないが、全く不便しないのでスルー。
勿論SElinuxは無効。

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CENTOS初期設定


何はともあれ、接続が出来ないとお話しにならないので、
システム>管理>セキュリティレベルとファイヤウォールの設定から、
iptablesの設定を変更。
ftp
ssh
https
http

この4つを開けておく。

次にコンソールで
ifconfig -a

で、自分のipアドレスを調べておく。

今回必要なアプリケーション群として、
・apache
・mysql
・mysql-server
・vsftpd
・php
・php-mysql

をインストール。

yum install apache mysql mysql-server vsftpd php php-mysql


上記のようにすれば、複数のパッケージをyumでインストールできる。
不具合があったら一つずつインストールすること。

はまったのは、mysqlだけ入れて、mysql-serverを入れてなかったり、php-mysqlをいれていなかったりで、mysqlが動かない、phpで
お使いのサーバーの PHP では MySQL 拡張を利用できないようです
とか云われて焦ったこと。
基本apache、phpの設定に手を入れなくても動くので、余計に何をすればいいのか分からなくなった。
やれやれ。

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vsftpdを設定する。
面倒なので、rootで接続しても良いことに。

vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf


初めの行にある
anonymous_enable=YES
の値をNOに。

外向きじゃないからやらなくても良いのだけれども、何となく気持ち悪いので。

:wqで保存して、同一ディレクトリにあるファイル「ftpusers」を編集。
頭付近にあるrootの前に#を付けてコメントアウト。
「user_list」の中のrootもコメントアウト。
これでrootでftpに接続できる。
Windows側で、ftpクライアントを立ち上げ、
サーバはifcvonfigで取得したipアドレス、
ユーザ名とパスワードはrootのもの。

ただ、これは非常にセキュリティ上宜しくないので、
外部に公開する場合は、必ずroot接続を禁止したりしないと拙い。


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mysqlは設定が必要。
いつものように
http://centossrv.com/mysql.shtml
を参照する。

まずは設定を変更。

vi /etc/my.cnf


最終行に

default-character-set = utf8
[mysql]
default-character-set = utf8


の三行を追加。
まずデフォルトの文字コードをutf-8に変更、mysqlクライアントの文字コードも同様に変更と言った具合。

:wqで保存して、

service mysqld start


で、mysqlを走らせる。

次に
mysql -u root

でmysqlにログイン。
パスワードはかかっていない。
mysqlは、命令の最後にセミコロン「;」を打つこと。

現状のユーザ確認
select user,host,password,from mysql.user;


全てのユーザにパスがかかっていないので、root共通にパスワードをかけていく。

set password for ユーザ名@ホスト名=password('パスワード');


が構文。
サイトだと2番目の奴でtypoがあるから注意。

実行後、OKが出れば問題なし。
詳しくはhttp://centossrv.com/mysql.shtmlで・・・。

次にtestデータベースを削除。
show databases

で現状を確認。

drop database test;

で削除。
ここでmysqlデータベスを消すと恐ろしいことになるのでやらないこと。

新規ユーザ(BLOG用ユーザblogger)を作成。
データベース名はblogにする予定。
使用データベースに対して全権を持つユーザを作成するには
grant all privileges on データベース名.* to ユーザ名@localhost identified by 'パスワード');

らしいので、

grant all privileges on blog.* to blogger@localhost identified by 'bloggerpassword');


な感じで作成。
select user from mysql.user where user='blogger';

で、ユーザが出来たことを確認し、exitでログアウト。

bloggerでログイン。
mysql -u blogger -pbloggerpassword

パスワードを連続で打つ場合は、-pの後にスペースを空けない

データベース作成
create database blog;


show databases;

で出来上がったことを確認し、exitでmysqlからログアウト。

以上で設定は終了。

後は再起動しても諸々が立ち上がるように、
chkconfig httpd on
chkconfig mysqld on
chkconfig vsftpd on

を打つ。

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やっとwordpress。
wordpress公式
http://ja.wordpress.org/
から、
最新のWordPressをダウンロード。
筆時は2.7.1のZIP。

7zipで解凍し、
/var/www/httpd
に、インストールフォルダを作り、解凍されたファイルを全部突っ込む。
wp-config-sample.php
を何らかのエディタで編集し、最後にwp-config.phpとして保存
先程のmysql関係の設定を書き込むことになる。
日本語で懇切丁寧書いてあるので、其方参照のこと。

終わったらいよいよWordPressの設定。

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XPのブラウザバーに、ifconfigで出たipと、www以下のディレクトリ構成をwordpresを
入れたディレクトリまでを記述し、readme.htmlを付記、enter。わかりにくいなあ。
例 http://192.168.61,128/blog/readme.html

すると、「はじめに」、というページが開く。
内容をよく読み、
./wp-admin/install.php
を開く。
ページ内にリンクがあるので、それを利用すると良い。

次に「ようこそ」画面になる。
必要情報を書き込んで、インストール。

一瞬でインストールが完了する。
この際、ユーザ名:admin に対するパスワードが自動生成されるので、
メモしてログインボタンを押す。
ログイン画面になり、先程のユーザ名とログインパスを入力。
ダッシュボードにたどり着ける。
先程の自動生成パスワードを左メニュー「ユーザ」から、adminを選択し、
パスワードを変更すれば終了。
http://IPアドレス/インストールディレクトリ/

に接続すれば、もうblogは出来上がっているし、
http://IPアドレス/インストールディレクトリ/wp-admin/

でダッシュボードに入れる。

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