2008年2月10日日曜日

yumでカーネルkernelがアップデートされない

昔組んだサーバで、何故かyumを実行してもkernelだけ更新されない問題に出会した。
どうやら容量が足りないらしい。
容量?
このサーバ、ファイルサーバとして組んでおり、linuxのシステムは別ドライブにしてあるのでそんなことはあり得ないはず、と思い、
df -h
でドライブの容量を確認すると、

[root@fs ~]# df -h
Filesystem サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00
149G 3.7G 138G 3% /
/dev/sdd1 99M 98M 1M 99% /boot
none 505M 0 505M 0% /dev/shm
/dev/sda1 459G 378G 58G 87% /share1
/dev/sdb1 459G 180G 256G 42% /share2
/dev/sdc1 276G 161G 101G 62% /backup
[root@fs ~]#


どうやら
/boot
に、古いカーネルが溜まっているらしい。

ということで、
uname -rm
で今使っているkernelのバージョンを確認し、使っていないバージョンのカーネルを削除しようとする。
ただ、僕は小心者なので、現行のものの類似物は残すことにした。
yumって前バージョンを全て取って置いているのね・・・。


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20090116追記
もっとまともな削除法があった。
yum-utilsの中のpackage-cleanupを使うことで古いカーネルを削除する。
参考は@IT。
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/801deloldkernel.html

まずはyum-utilsをインストール。
yum install yum-utils
次に、--oldkernelsというオプション付きでpackage-cleanupを実行。
package-cleanup --oldkernels
最新世代から数えてn個まで残す場合、
package-cleanup --oldkernels --count=n
(nは自然数)

例:最新+古いカーネル2個を残す場合、
package-cleanup --oldkernels --count=3

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