3TBのRAIDで組んだハードディスクに1パーティションでシステムまでぶち込もうと躍起になっていたのだけれども、
とりあえず後で作れば良いやと思い、インストールしても2TBを超えるパーティションを作ることが出来なかった。
システム以外でならば作れるのにこれはおかしい、と調べに調べた結果、
partedのprintコマンドで何故か「msdos」という記述がパーティションテーブルの所にある。
・・・ビッグボリュームを作るならばgptだよな・・・。
ということで、google先生にお伺いを立てたところ、
http://godwood.allnet.ne.jp/vioret/d/?date=20110815
を発見。
>以上でインストーラーが RR2720 の RAID ボリュームを見つけられるようになります。
>ただ、このままでは MBR モードでフォーマットを行おうとするため、2TB 以上の容量が
>使用できません。今回の私の環境では 6TB の容量があるため、ハードディスクドライブ
>(RAID ボリューム)を GPT に切り替えます。
対処法は、
GUIインストーラまでたどり着く(言語設定の前)
↓
ALT+CTRL+F2を押してCUI画面へ
↓
partedでビッグボリュームを作成したいディスクを指定する
例:parted /dev/sdX ←sdXは任意のドライブ
1ドライブしかないならば、「parted」と打てば勝手に指定してくれる。
因みに複数ドライブで、ドライブを変更したい場合は、partedの中で
select /dev/sdX ←sdXは任意のドライブ
↓
以下を打ち込む
mklabel gpt
↓
quitと打ち込み、partedから抜ける
↓
CTRL+F6でGUIに戻る
↓
更に、どのタイプのインストールをしますか?というところで、
「全ての領域を使用する」を選んではいけない。
>ディスクのラベルを GPT に変換した場合には、「どのタイプのインストールをしますか
>?」の画面で、絶対に「すべての領域を使用する」を選択してはいけません。インスト
>ーラーが MBR でフォーマットしようとします。これでは先ほど設定した GPT の設定が
>無効になってしまいます。ですので「カスタムレイアウトを作成する」を選択するか、
>その他の選択をした場合には、念のため「パーティションのレイアウトをレビューまた
>修正」にチェックを入れてパーティションが思い通りに使用されているか確認するとい
>いでしょう。
するとビッグボリュームが作れるようになった。
現在フォーマット中ですが、フォーマットに異常な時間がかかっております・・・。
とりあえずパーティションテーブルがgptにさえ変えておけばいいので、ボリュームは後から作っても良いんじゃないかな・・・。
参考サイト
http://godwood.allnet.ne.jp/vioret/
追記
参考サイトが移転されたようで、
http://kei-sakaki.jp/2011/08/15/centos-6-install-new-home-server-candidate/
で見られます。