2024年5月20日月曜日

ファンが糞五月蠅いDELLサーバを黙らせる

 遂に頭がおかしなDELLのファンを黙らせる時が来た。
なんとDELLのPCファンは、純正ではないpciexpressカードを挿すと大暴走するらしいのである。正直知らなかったので、なんでこんなに糞五月蠅いんだろうとずっと思っていた。

黙らせ方は以下(https://qiita.com/qyen/items/82d707baa208bfe16b3c)を参考にした

  1. iDRACにログイン
  2. ログイン出来たことを確認して、SSHで接続
  3. コマンド「racadm set system.thermalsettings.ThirdPartyPCIFanResponse 0」

1は正直やらなくても良いのだけれども、iDRACポートの確認、IPアドレスの確認、ログインIDの確認をするには丁度良い。
背面の専用ポートにLANケーブルを接続し、「192.168.0.120」に対してブラウザで接続する。接続時、自分のIPアドレスはちゃんと192.168.0.xに変更する。
接続出来たらID/PASSWORD入力画面になるので、「root/calvin」を入力。何でカルバンなのか・・・。ログイン出来たら2へ。出来なかったら死ぬ気で探すことになるのか・・・?

読んでないけど一応貼っておく

https://www.dell.com/support/kbdoc/ja-jp/000126703/poweredge-server-%E3%81%AB-%E6%90%AD%E8%BC%89%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F-internal-dell-remote-access-controller-idrac-%E3%82%92-%E3%83%AA%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%99%E3%82%8B-%E6%96%B9%E6%B3%95

2はSSHで192.168.0.120に対して接続させる。まあ所謂コンソールになるので

3コマンドを叩く。確認は

racadm get system.thermalsettings.ThirdPartyPCIFanResponse

実行は

racadm set system.thermalsettings.ThirdPartyPCIFanResponse 0

再確認で

racadm get system.thermalsettings.ThirdPartyPCIFanResponse

びっくりするくらい静かになるのでお勧めである。


2024年5月16日木曜日

【linux】rsyncでqnapにバックアップする

 表題ママ。

RAID1でミラーされたNASに、linuxファイルサーバの内容をrsyncでコピーしようという話。
外付けHDDに出すのは

https://roserogue.blogspot.com/2015/11/rsyncusb.html

で書いたのだけれども、バックアップ目的でやるなら、JBOD(単発のHDD)よりRAIDがいいに決まってる。
ということで、安価に手に入るTS-233(QNAP)にHDDを積んでミラーしたモノに対して、linuxサーバ側から書き込む方法を。
尚、QNAP側の設定は全てやっているモノとします。具体的にはnfs自体の許可と、アクセスユーザーの生成と設定、linuxファイルサーバからのアクセス許可(IPアドレスの登録)。

まず、

https://www.qnap.com/ja-jp/how-to/faq/article/how-to-backup-files-from-a-linux-os-to-nas-using-rsync

を読んで、その通りにしていく。と言いながらGUIで作り込んでいくのだけれども・・・。
1.と2.はGUI上でやってしまう(共有フォルダの設定から出来る)。この際に、nfsの許可とアクセス許可も出すこと。

次に、linux側からQNAPをマウントする。

mount -t nfs -o rw -O user=ACCESSUSERNAME,password=USERPASSWORD 192.168.0.55:/share/backupdir /media/backupqnap 

構文解説は、mount=マウントコマンド、-tはプロトコル、-oは権限、-Oはユーザー指定、192~部分はQNAPのIPアドレス、コロンで続けてマウントポイント、スペース空けてlinux側のマウントポイント

これで上手く繋がったら、あとはrsyncでマウントポイントにバックアップして上げれば良い。シェルスクリプトは

https://roserogue.blogspot.com/2015/11/rsyncusb.html

を参考にして下さい。

 シェルスクリプトを使いたいなら、まずはこの本を読んで下さい。
これ以上わかりやすい入門書は知りません。
立ち読みでもいいから、まず読んでみると、そのわかりやすさが実感出来るかなと。


でももう古本しかない・・・西村のぞみさんの本です。 

2024年4月2日火曜日

同一HDD(SSD)でソフトウェアRAIDを組んだ場合、どっちがどっちなの問題が発生する

 いやもう

https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=8686

これ。

クリーンインストールでRAID1を構築した場合、どちらのディスクが壊れているのかを判別出来ないのではないか、という、何とも言いがたい問題が発生する。
要は、壊れているのに、壊れている方がどちらなのか分からないのである。
sdaはどっちだ、みたいな。

通電していないのであれば直ぐに判別出来そうだが、それはハードディスクの場合で、SSDだと通電しているのかしていないのかさっぱり分からない。
しかもSATA接続だと尚更分からない。

で、読み進めると、外見で判別出来るようにHDDメーカーを変える、という人が居たが、いやそれはそうだけれども、大体は同一メーカーの場合が多いし、選択肢がWDとSeagateしかないなら地獄である。

結論としては、

hdparm -I 
で、シリアルを外装のシリアルと一致させ、どっちがどっちなのか目印を貼る、というのがまともなようだ。


・sudo lshwしたときの *-disk デバイスに表示されるノードでは、
- bus info: は 物理的なポートに対して一対一で対応します。
- serial: は 各HDDのシリアル番号と一致します。
- logical name: は 不定です。

ということが言えます。シリアル番号をメモして貼付しておく、あるいはbus info: を見て、どこにどのデバイスがぶら下がっているかをメモしておく、のいずれかが妥当です。
も参考になる。


2024年1月18日木曜日

myqnapcloudのデバイス制御仕様がわかりにくすぎる。

表題の件。
セキュリティアドバイザーで、デバイス制御はカスタムかプライベートにしてね、と言われたので、
素直に変えてみたら、ユーザーから「myqnapにログインしないと繋がらないって言われるんだけど」と言われ、
myqnapcloud(ブラウザ)で、慌ててパブリックに変更したところ、今度は「デバイスの所有者に連絡してmyQNAPcloud Linkの状態を確認し、再度試してください。」。
散々設定を探し回った結果、本体に入って(この時点でローカル以外からのアクセスが出来ない)、
ネットワークと仮想スイッチ>DDNS>myqnapcloudとして登録されている奴の右側設定ボタン>アクセス制御
から、プライベート(やカスタム)になっているのをパブリックにして、
同>myqnapcloud link
のトグルスイッチをオンオフすると、無事元通りになった。
設定を二カ所でやらなきゃとかもう地獄。

2023年12月13日水曜日

GUのバルマカーンコートSWは、形は良いけど生地が駄目

GUでバルマカーンコートを購入した。
バルマカーンコートというのは、要はステンカラーコートのことで、まあ言い方が違うだけの何かである。
因みにSWの意味が分からなかったが、これが素材の種類なのかも知れない。

 形はまさに求めているもので、着た際のシルエットも大満足。
但し、生地が弱すぎて長く着ていられる代物では無かった。


少しでも引っかかるものがあれば、糸が生地から出てくるもので、
特にベルクロ(面ファスナー)は大敵。
レディスと同じコージーメルトンで作れば良かったのにとも思ったのだけれども、
あの光沢感でメンズは厳しかったのかしらん。
セールで購入出来たら、1シーズン着倒して終了か。
形が良いだけに残念。
因みに購買価格はセールで3990円。これなら1シーズンでもいいかな。

2023年12月1日金曜日

SEIKO プロスペックス SBDN075 レビュー

 今回はセイコーのSBDN075をレビューする。

 SBDN075は、38.5mmという小径ダイバーズウォッチで、ケース素材はステンレス、バンドはシリコンバンドで黒ベースという代物。元々僕は、素材はチタンでブレスレットしかダイバーズを買おうとしていなかったのだけれども、ダイバーズで38.5mm、ソーラーで回転ベゼル付きというスペックは、まさにオールマイティに使用出来る「実用時計」であり、一度買ってみたくなったのである。

因みに、何故SBDN075にしたのかというと、素材がステンレスだったから、という所につきる。メタルブレスが単純に重いのである(149g)。citizenの43mmチタンダイバーズであるBJ7110-89Eでも20g軽い128g。時計は軽ければ軽い方が良いと思っているので、ステンレスならブレスはシリコンかNATOになる。今回はNATOベルトと一緒に購入した。

商品の詳細をレビューしていこう。まずファーストインプレッションは「小さい」。そして、それは今でもそう思ってしまうくらい小さい。オリエントのマエストロ(RA-AC0E02S10A)を初めて見た時「でかい」と思った印象が、今でも「でかい」と同じようなものだろうか。ただ、今までダイバーズといえば、20年近くデカアツ幻想のせいで慣れさせられたあの大きさだったことが影響しているのかも知れない。着用写真を見て全く違和感がないのがその証左だろう。

シリコンバンドは、留め具が金属で高級感がある。ただ、あくまでもシリコン。限界はある。ZULU DIVER等、真っ当なNATOベルトと比べると、どうしてもシリコンというところで見劣りしてしまう。因みに、バンド幅は20mmである。

ベゼルはフラット(インデックス部分だけ一段下がっている)だが、サイズが小さいからか、スーツやシャツの裾で引っかかることが少ない。出来れば斜めにカットされている方が好み(というかひっかからないので実用的)なのだけれども、これなら問題ないだろう。回転はかなり重く、クリック間隔は狭い。クリック音はチリチリといった感じで、精密に動いている感じはするが、若干甘い感じ。

インデックスはシンプルにドットインデックス、文字盤は黒一色で、素子は見えない。デイ表示は3時で、3針構成である。この価格にしては、いいデザインの針を使っていると思う。

竜頭はねじ込み式で場所は三時。購入時既に竜頭が外れていてびっくりした。一段引きでデイ調整、二段引きで時刻調整。

風防はサファイヤガラスでコーティングは不明。防汚コーティングは多分されていない。また、反射防止コーティングもされていなさそうな輝き方である。

装着しての感想は、流石小径、大変良好で、視認性は抜群、ブレスレットを付けている感は皆無で、自然になじむ。ベルトははしゃいだ色味よりも、黒色を交えたストライプが良いだろう。

また、NATOベルトも重量から、厚めのものを選んだ方が良いかもしれないと思い、厚手のものを買ったのだけれども、意外と薄手のものでも問題ない。ラグ幅20mmは、他の時計との汎用性も高いので、NATOベルトをたくさん持っていると遊べるというのもある。

総評として、実売4万円なら十分買い。こうなると、41mmのcitizen NY0125-83E、NB6021-17Eにも俄然興味が出てくる。楽しみな時計が増えた。

2023年8月30日水曜日

AUX PARADIS #05 Fraiseレビュー

 AUX PARADISのEDPである05 fraiseを購入したのでレビュー。
商品は60mlのレフィルタイプ。amazonで買おうとしたら、転売ものしかなく、公式通販で購入した。

香りは、トップノートからイチゴ全開。というか、軽く香るだけだとイチゴという認識さえない位、ただただ甘い芳香剤のような香り。全然優しくはない。暫く置いてみると、ムスク(アンバーみたいな香りだけど・・・)が香ってくる。サンダルウッド・・・は微妙。レシピとして明確に判明している柑橘系のレモンやグレープフルーツ、ベルガモット、オレンジはさっぱり感じない。というか、多分引き立てるためだけに使っているようで、表に出てこない。カブリューバ・・・は尚更分からない。

落ち着けば落ち着くほど、あれだけ激甘ストロベリーだったものが、パウダリーに変化してくる。刺々しさがなくなってから蛾本領発揮なのだろうか。だが、こう、香りの芯となるものが見えてくるのかと言えばそうでもなく、甘いことには変わりは無い。上品な甘さと書く人も居るが、下品ではない、というのが正解ではないだろうか。

ラストノートは追記予定

5000円・60mlEDPと言えば、コストパフォーマンスはすこぶる良い方と言える。ただ、コストをかけてでもトップからミドルまでの変化は付けて欲しかった。ベリーが通った芯である、と言い切るならばそうなのかも知れないが、複雑さに欠けるといえば分かって頂けるだろうか。正直なところ、飽きてくる。出来ればひねりが欲しいところ。若い子が付けるのはいいかもしれない。