CENTOSでwordpress用テストサーバを構築する@VMware Server2
wordpressでBLOGシステムを構築することになり、そのためのテスト機を用意できなかったので、vmwareで構築することに。
こんなにも面倒だとは思っていなかったので、そのログ。
セキュリティ?ガン無視です。
なので、外向きのサーバにはこのPOSTを参考にしないように。
インストールマシンはWindowsXP。
http://www.vmware.com/jp/より、VMware Serverをダウンロード。
僕はVMware Server2を入れた。
英語でのレジストレーション登録をした後にダウンロードできる。
その際、シリアルが配布されるので、別途コピーなりしておくこと。
インストールの際は、適時指示に従う。
インストール終了後、再起動してショートカットなり何なりから起動。
ブラウザが開き、ログイン画面が出るので、ログイン名とパスワードを入力し、ログイン。
この際、ログイン名とパスワードは「
インストールした実機でadministrator権限を持っているユーザのユーザ名とパスワード」なので、
管理者権限を持ったユーザにパスワードを設定していない場合、設定後再度と言うことになるので注意。
ログインすると、VMware Infrastructure Web Accessという画面がブラウザ内に展開する。
(
その前にVMwareのplug-inのインストールがあるかも知れない)。
仮想マシンを
右上のCommands内、Create Virtual Machineで作成。
別に自分だけしか作業しないので、あまりハイスペックにしないようにする。
インストールメディアはDVD-ROMだったので、自分のローカルDVDドライブを指定。
ネットワークはNAT(デフォルトはBRIDGEだった)にする。
そうしないとFTPで仮想マシンに接続できなかった。
作り終えると、左の一覧に作ったマシンが出てくるので、それをクリック。
中央タブにConsoleというタブがあるので、それをクリック。
Open the console in a new windowと書かれている場所をクリックすると、別窓でVMwareアプリケーションが起動し、
所謂仮想画面が展開する。
普通にCENTOSはインストールが完了。
どうせやっつけサーバで面倒だったので、タイプ選択の所でサーバ(GUI)を選択。
サウンドカードが見付からないが、全く不便しないのでスルー。
勿論SElinuxは無効。
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CENTOS初期設定
何はともあれ、接続が出来ないとお話しにならないので、
システム>管理>セキュリティレベルとファイヤウォールの設定から、
iptablesの設定を変更。
ftp
ssh
https
http
この4つを開けておく。
次にコンソールで
ifconfig -a
で、自分のipアドレスを調べておく。
今回必要なアプリケーション群として、
・apache
・mysql
・mysql-server
・vsftpd
・php
・php-mysql
をインストール。
yum install apache mysql mysql-server vsftpd php php-mysql
上記のようにすれば、複数のパッケージをyumでインストールできる。
不具合があったら一つずつインストールすること。
はまったのは、mysqlだけ入れて、mysql-serverを入れてなかったり、php-mysqlをいれていなかったりで、mysqlが動かない、phpで
「
お使いのサーバーの PHP では MySQL 拡張を利用できないようです」
とか云われて焦ったこと。
基本apache、phpの設定に手を入れなくても動くので、余計に何をすればいいのか分からなくなった。
やれやれ。
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vsftpdを設定する。
面倒なので、rootで接続しても良いことに。
vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf
初めの行にある
anonymous_enable=YES
の値をNOに。外向きじゃないからやらなくても良いのだけれども、何となく気持ち悪いので。
:wqで保存して、同一ディレクトリにあるファイル「ftpusers」を編集。
頭付近にあるrootの前に#を付けてコメントアウト。
「user_list」の中のrootもコメントアウト。
これでrootでftpに接続できる。
Windows側で、ftpクライアントを立ち上げ、
サーバはifcvonfigで取得したipアドレス、
ユーザ名とパスワードはrootのもの。
ただ、これは非常にセキュリティ上宜しくないので、
外部に公開する場合は、必ずroot接続を禁止したりしないと拙い。--------------------------------
mysqlは設定が必要。
いつものように
http://centossrv.com/mysql.shtmlを参照する。
まずは設定を変更。
vi /etc/my.cnf
最終行に
default-character-set = utf8
[mysql]
default-character-set = utf8
の三行を追加。
まずデフォルトの文字コードをutf-8に変更、mysqlクライアントの文字コードも同様に変更と言った具合。
:wqで保存して、
service mysqld start
で、mysqlを走らせる。
次に
mysql -u root
でmysqlにログイン。
パスワードはかかっていない。
mysqlは、命令の最後にセミコロン「;」を打つこと。
現状のユーザ確認
select user,host,password,from mysql.user;
全てのユーザにパスがかかっていないので、root共通にパスワードをかけていく。
set password for ユーザ名@ホスト名=password('パスワード');
が構文。
サイトだと2番目の奴でtypoがあるから注意。
実行後、OKが出れば問題なし。
詳しくは
http://centossrv.com/mysql.shtmlで・・・。
次にtestデータベースを削除。
show databases
で現状を確認。
drop database test;
で削除。
ここでmysqlデータベスを消すと恐ろしいことになるのでやらないこと。
新規ユーザ(BLOG用ユーザblogger)を作成。
データベース名はblogにする予定。
使用データベースに対して全権を持つユーザを作成するには
grant all privileges on データベース名.* to ユーザ名@localhost identified by 'パスワード');
らしいので、
grant all privileges on blog.* to blogger@localhost identified by 'bloggerpassword');
な感じで作成。
select user from mysql.user where user='blogger';
で、ユーザが出来たことを確認し、exitでログアウト。
bloggerでログイン。
mysql -u blogger -pbloggerpassword
(
パスワードを連続で打つ場合は、-pの後にスペースを空けない)
データベース作成
create database blog;
show databases;
で出来上がったことを確認し、exitでmysqlからログアウト。
以上で設定は終了。
後は再起動しても諸々が立ち上がるように、
chkconfig httpd on
chkconfig mysqld on
chkconfig vsftpd on
を打つ。
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やっとwordpress。
wordpress公式
http://ja.wordpress.org/から、
最新のWordPressをダウンロード。
筆時は2.7.1のZIP。
7zipで解凍し、
/var/www/httpd
に、インストールフォルダを作り、解凍されたファイルを全部突っ込む。
wp-config-sample.php
を何らかのエディタで編集し、
最後にwp-config.phpとして保存。
先程のmysql関係の設定を書き込むことになる。
日本語で懇切丁寧書いてあるので、其方参照のこと。
終わったらいよいよWordPressの設定。
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XPのブラウザバーに、ifconfigで出たipと、www以下のディレクトリ構成をwordpresを
入れたディレクトリまでを記述し、readme.htmlを付記、enter。わかりにくいなあ。
例 http://192.168.61,128/blog/readme.html
すると、「はじめに」、というページが開く。
内容をよく読み、
./wp-admin/install.phpを開く。
ページ内にリンクがあるので、それを利用すると良い。
次に「ようこそ」画面になる。
必要情報を書き込んで、インストール。
一瞬でインストールが完了する。
この際、ユーザ名:admin に対する
パスワードが自動生成されるので、
メモしてログインボタンを押す。
ログイン画面になり、先程のユーザ名とログインパスを入力。
ダッシュボードにたどり着ける。
先程の自動生成パスワードを左メニュー「ユーザ」から、adminを選択し、
パスワードを変更すれば終了。
http://IPアドレス/インストールディレクトリ/
に接続すれば、もうblogは出来上がっているし、
http://IPアドレス/インストールディレクトリ/wp-admin/
でダッシュボードに入れる。