2007年6月4日月曜日

swapファイルの追加作成について

メモリの増設でswapを追加作成しなければならなくなったので、
その時のTIPS。

現状の確認
  • freeコマンド
  • less /proc/meminfo
  • topコマンド
等で、使用量を確認する。

相当数のメモリを積んでいれば、この時点で全くswapを使っていないか、
わずかなswapが発生しているだけの筈。
ただ、慣習的に「実装メモリの二倍」swapを、というのがあるので、
swapファイルを増やすことにする。

スワップ領域をパーティションで用意するのではなく、今回はスワップファイルを作成し、
それをswap領域として使用する。

コマンドはdd。

dd if=/dev/zero of=/swap/swap0 bs=1024 count=65536
"of="に続く場所に、swapファイルが作成される。
上記例の場合、/swapにswap0というswapファイルが作成される。

bsでバイト単位(ここでは1024バイト単位)を指定する。
countの数値は、幾らswap領域として新たに確保するのかに依る。
たとえば上記count=65536では、64MBのswapファイルを作成している。
計算式はbs値×用意MB(ここでは1024x64=65536)。

パーミッションの変更
chmod 600 /swap/swap0
と、確認
ls -l /swap/swap0

swapファイルを初期化する。
mkswap /swap/swap0 65536

swap領域を有効にする
swapon /swap/swap0

無効にするには
swapoff /swap/swap0

起動時に自動的に有効にする場合は、
/etc/fstab に以下の行を追加。
/swap/swap0 swap swap defaults 0 0


以上。

参考サイト
http://www.redout.net/data/swap.html

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