2023年12月13日水曜日

GUのバルマカーンコートSWは、形は良いけど生地が駄目

GUでバルマカーンコートを購入した。
バルマカーンコートというのは、要はステンカラーコートのことで、まあ言い方が違うだけの何かである。
因みにSWの意味が分からなかったが、これが素材の種類なのかも知れない。

 形はまさに求めているもので、着た際のシルエットも大満足。
但し、生地が弱すぎて長く着ていられる代物では無かった。


少しでも引っかかるものがあれば、糸が生地から出てくるもので、
特にベルクロ(面ファスナー)は大敵。
レディスと同じコージーメルトンで作れば良かったのにとも思ったのだけれども、
あの光沢感でメンズは厳しかったのかしらん。
セールで購入出来たら、1シーズン着倒して終了か。
形が良いだけに残念。
因みに購買価格はセールで3990円。これなら1シーズンでもいいかな。

2023年12月1日金曜日

SEIKO プロスペックス SBDN075 レビュー

 今回はセイコーのSBDN075をレビューする。

 SBDN075は、38.5mmという小径ダイバーズウォッチで、ケース素材はステンレス、バンドはシリコンバンドで黒ベースという代物。元々僕は、素材はチタンでブレスレットしかダイバーズを買おうとしていなかったのだけれども、ダイバーズで38.5mm、ソーラーで回転ベゼル付きというスペックは、まさにオールマイティに使用出来る「実用時計」であり、一度買ってみたくなったのである。

因みに、何故SBDN075にしたのかというと、素材がステンレスだったから、という所につきる。メタルブレスが単純に重いのである(149g)。citizenの43mmチタンダイバーズであるBJ7110-89Eでも20g軽い128g。時計は軽ければ軽い方が良いと思っているので、ステンレスならブレスはシリコンかNATOになる。今回はNATOベルトと一緒に購入した。

商品の詳細をレビューしていこう。まずファーストインプレッションは「小さい」。そして、それは今でもそう思ってしまうくらい小さい。オリエントのマエストロ(RA-AC0E02S10A)を初めて見た時「でかい」と思った印象が、今でも「でかい」と同じようなものだろうか。ただ、今までダイバーズといえば、20年近くデカアツ幻想のせいで慣れさせられたあの大きさだったことが影響しているのかも知れない。着用写真を見て全く違和感がないのがその証左だろう。

シリコンバンドは、留め具が金属で高級感がある。ただ、あくまでもシリコン。限界はある。ZULU DIVER等、真っ当なNATOベルトと比べると、どうしてもシリコンというところで見劣りしてしまう。因みに、バンド幅は20mmである。

ベゼルはフラット(インデックス部分だけ一段下がっている)だが、サイズが小さいからか、スーツやシャツの裾で引っかかることが少ない。出来れば斜めにカットされている方が好み(というかひっかからないので実用的)なのだけれども、これなら問題ないだろう。回転はかなり重く、クリック間隔は狭い。クリック音はチリチリといった感じで、精密に動いている感じはするが、若干甘い感じ。

インデックスはシンプルにドットインデックス、文字盤は黒一色で、素子は見えない。デイ表示は3時で、3針構成である。この価格にしては、いいデザインの針を使っていると思う。

竜頭はねじ込み式で場所は三時。購入時既に竜頭が外れていてびっくりした。一段引きでデイ調整、二段引きで時刻調整。

風防はサファイヤガラスでコーティングは不明。防汚コーティングは多分されていない。また、反射防止コーティングもされていなさそうな輝き方である。

装着しての感想は、流石小径、大変良好で、視認性は抜群、ブレスレットを付けている感は皆無で、自然になじむ。ベルトははしゃいだ色味よりも、黒色を交えたストライプが良いだろう。

また、NATOベルトも重量から、厚めのものを選んだ方が良いかもしれないと思い、厚手のものを買ったのだけれども、意外と薄手のものでも問題ない。ラグ幅20mmは、他の時計との汎用性も高いので、NATOベルトをたくさん持っていると遊べるというのもある。

総評として、実売4万円なら十分買い。こうなると、41mmのcitizen NY0125-83E、NB6021-17Eにも俄然興味が出てくる。楽しみな時計が増えた。