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2023年3月15日水曜日

GMKtecのIntel 11th Jasper Lake N5105 ミニ PC-- NucBox 5 (Wi-Fi 5 Win 11 Pro)のセットアップとレビュー。

 監視カメラの管理用に、手頃なPCを準備したかったので、GMKtecのミニPCを入手した。こいつがなかなかのくせ者だったので、そのログを書き記す。

一応同じPCを使ったことがあり、これは2台目になる。

ものは

https://www.gmktec.com/products/intel-11th-jasper-lake-n5105-mini-pc-lgvh

の、MEM8GB、SSD256GBのモデルで価格は23000円程度。中華製で、何故かこのスペックでwin11PROにプリインストールという意味が分からない仕様。これを仕込む環境でアクティブディレクトリを使うはずも無く、ビットロッカーで暗号化する意味もなくという。何にしろ、そこそこの速度で動けば良いので気にしないようにする。

中華製PCなので、何を仕込まれているか分からないと言う前提で、OS位はクリーンインストールしておきたいので、以下の手順を踏むことにする。

立ち上げからクリーンインストールまでの流れ

まずは普通に立ち上げて、windowsのスタート画面まで持って行く。letsnoteとは違い、勝手に再起動してローカルアカウントでユーザーを作成させてくれるのは良いが、キーボードレイアウトがUS配列になっているので、色んな入力が非常にやりにくい。

https://pc-karuma.net/how-to-change-keyboard-layout-windows-11/

で設定まで行き着いて、日本語配列を選べば良い。

ここからドライバのバックアップに進む。

一度再起動させた後、ドライバを保存するフォルダを作成し、コマンドプロンプトを管理者権限で立ち上げる。
https://ite-notes.com/os-windows10-command-1/
を参考にコマンドを打ち込もう。具体的には

dism /online /export-driver /destination:"保存先フォルダ"
保存先フォルダの所には、フォルダまでのファイルパスを書くこと。例えばデスクトップに「新しいフォルダ」というフォルダを作成した場合は

dism /online /export-driver /destination:"C:\Users\YOURUSERNAME\Desktop\新しいフォルダ"

みたいな文字列になる。

大体1GBちょっとのファイル群が出来上がるので、これをUSBメモリにバックアップし、あらかじめ作成しておいたwindows11のインストールUSBでwindows11をクリーンインストール。因みにブータブルUSBを刺していると、必ずUSBから立ち上がるので面倒。

インターネット接続を飛ばしてローカルアカウントでインストールしたいので、インストール画面でSHIFT+F10を押下し、コマンドラインを出した後、

cd oobe
BypassNRO.cmd

と打ち込むと再起動してローカルインストールできるようになる。因みにプロダクトコードは内蔵されており、勝手に入力される。

インストール後、バックアップしたドライバフォルダをデスクトップにコピーし、コマンドプロンプトをまた管理者権限で立ち上げ、コマンドを打つ。具体的には

pnputil.exe /add-driver ドライバフォルダ\*inf /subdirs /install

となる。「ドライバフォルダ」はファイルパスを書くところで、例えばデスクトップにドライバが入った「新しいフォルダ」をコピーした場合、

 pnputil.exe /add-driver C:\Users\YOURUSERNAME\Desktop\新しいフォルダ\*inf /subdirs /install

となる。 

問題

無事にドライバを書き戻せたら、あとはwindows updateをやって~という流れになるはずだったのだけれども、一度シャットダウンして別場所で始めようとしたところ、windowsがブートしないという惨事に見舞われることになった。windows updateを削除しようが起動せず、挙げ句の果てには回復オプションで初期化することもままならないという、windows自体が完全に壊れた状態になってしまった。原因は不明。

再度上記を繰り返し、セットアップを完了させたところ、問題なく終了したのだけれども、原因が分からない以上、壊れること前提で使うことをお勧めする。おそらくはSSDに対しての電気的な刺激で飛んだのだとは思うのだけれども・・・。 

レビュー

使用感としては、監視カメラの管理には必要十分。サイネージのような形で使う分には全く問題ない。もたつく場面もあるが、逆にもたつかせるようなことをこの価格のPCにさせるほうがおかしい。ブラウジングやら軽作業なら十分使える。

2020年5月19日火曜日

sonyの下掛け式オープンイヤーイヤホンSTH40Dレビュー

耳に突っ込むカナル式が痛くなってきたので、何か別のイヤホンを探していると、ソニーが面白いモノを出していた。

https://www.sony.jp/headphone/products/STH40D/

耳掛け式のものも視野にはあったのだけれども、既に持っているので候補から外した。

PROS.
下掛け式。何にも優る。マスクのひもで痛めつけられている耳の上が痛くない!
取れにくい。というか、むしろ取れない。ただ取ろうと思えばさっと取れる。ソニーらしい発明。
オープンイヤー。周囲の音が聞こえる。 ただ、意外に話の内容は分からないので注意。
そんなに音漏れしない。普通の音量で普通にしていれば、ほぼ音漏れはない。
自然。悪目立ちしない外観。 真っ白なうどんより100倍マシ。

CONS.
ネット上では折れやすいという記述があるので、取扱に注意するべきなのではないかというところ。但し、1年使っているが折れたことはない。

汚れとは別に、イヤーチップの表面に汗が付く。気にしなければ良いのだけれども、気になる人は気になるだろう。
因みに汚れはほぼ付かない。カナル式だと耳の奥を掃除しておかなければならなかったが、外周さえちゃんと洗っていれば大丈夫。

--------------
まとめると、下掛け式という新しい形式は非常に装着感が良いので、是非試して貰いたいといえるほどオススメ。

ワイヤレス製品で
https://www.sony.jp/headphone/products/SBH82D/
もあるので、こっちの方が使いやすいかも知れない。

完全ワイヤレスのフラグシップ
https://www.sony.jp/xperia-smart-products/products/XEA20/
には食指が動かなかった。多分上記SBH82Dという存在があるからだと思う(値段差を完全ワイヤレスと防水では埋められていない気がする)。


2018年12月13日木曜日

arlo pro2最速(多分)レビュー

どれだけarlo好きなんだよと思うくらい買ってます。
ということで、恐らく最速のarlo pro2のレビュー。
公式的には
  • 20度増えた視野角
  • 1080p対応で、バッテリー消費はarlo proと同じ
  • 3秒間のプリバッファリング機能(ただし電源接続時のみ)
  • アクティ日ティゾーンの設定 (ただし電源接続時のみ)
  • CVR対応(有償で電源接続時のみ)
がpro2とproの違い。

追記
arlo2は熱を持つことが分かった(触れないくらいではない)ので、短期的なバッテリーの持ちは2の方がいいかもしれないが、バッテリーの劣化を考えると長期的には1の方がいいかもしれない。

べーステーションは同じ
なんとベースステーションは、pro2とpro共通プラットホームなので、共存可能。

外感的な違い
フォルムはまったく同じ。以下の違いで区別できる。
ロゴが灰色文字なのががpro。銀色がpro2。
カメラ部分が黒いのががpro。白いのがpro2。
リチウムイオンバッテリーの型番がA-1Bなのががpro。A-1Cがpro2。尚、バッテリーも同じくさい(少なくとも動く)。

結局プラットホームが同じなので、使い勝手はproもpro2も、なんら変わりはない。
しいていえば、有料オプションでさまざまな機能に対応したから、そっち使ってよ!ということだろう。
たしかにpro2の20度増えた視野角や、1080p対応は嬉しいので、新規や買い足しはアリ。
買い換えの必要はない、というところか。何故なら、1080pでも、そんなに画質的に変わらないので、ディティールアップにかけるコストかと言われると、にの足を踏む価格だからである。

それより、arloは早く、記録されないバグやら電池交換でsyncが途切れたままになるバグやら(右のarloタグ参照)を直してほしい。
これでも同価格帯で売っているカメラの中ではバグや不具合が少ない方だから困る。。。

2018年12月10日月曜日

arlo proはオフライン録画が出来る(但し不具合がある)

arlo proはオフライン録画ができることに気が付いた。
事の発端は、USBストレージが満杯になると、5MBを下回るようであれば自動消去される仕様なのだけれども、うまく動かずに不具合が出ているようである。
現時点での解消法は、ローカルストレージを外すか、ローカルストレージをまるっとフォーマットすること。
確認した不具合は以下の通り。まとめて出ることもあれば、単一だったりもする。
  • 録画が止まる(オンライン保存/オフライン保存両方)
  • 複数台のカメラのうち、一個だけ録画されるようになる
  • ストレージがいっぱいになった時点で「無効」表記になるが、実は有効
まだあったけれども忘れた。なににしろストレージ容量には気を配らなければならない。
 とりあえず、これはおいておいて、オフライン状態でも、ローカルストレージには記録されることを実験して実証した。
ただし、複数カメラがあった場合、必ずしも全てのカメラの録画がされるわけではない。
正直意味が分からないのだけれども、想像できることとして、
恐らく「ベースステーション」に内蔵されているメモリ領域が少なく、複数カメラの映像をバッファできないのではないか。
arloもarlo2も、ベースステーションは同一のようなので、ゆゆしき問題である。
ああ、そうそう、arlo pro2は、代理店が噛んだので、現状はツクモでしか売っていないようである。
amazonでさっさと出してほしいものである。

あと、ネットギアはサービスがいいとか、幻想だから!
コミュニティへのレスみてればわかるじゃない!まだ宿泊施設のレビューサイトの方がマメ。

2018年12月4日火曜日

arloの充電器はQC対応で9V出力できる物でなければ充電できないよう

取り敢えず
https://kb.arlo.com/ja/1145390/Arlo-Pro%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%85%85%E9%9B%BB%E3%81%AB%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E9%9B%BB%E6%BA%90%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%92%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84

(このドキュメント2017年10月って書いてあるけど、今の今まで見つからなかったんだぜ・・・)
経験則的に分かっていた事なのだけれども、クアルコムのquick charge3対応の充電器でないと、arloは充電できなかった。
また、ポートあたり5V3A出力出来るものでなければ充電できなかった。
公式的には9V縛りのようで、こちらの方が正しいのだろう。

現状で、間違いなく充電できる充電器は
ankerの
【改善版】【Quick Charge 3.0対応】 Anker PowerPort+ 1 (Quick Charge 3.0 18W USB急速充電器)
で、amazonで1700円。

似たような仕様で200円安いのが、
cheero Quick Charge 3.0 USB AC アダプタ 急速充電器 QC3.0対応 iPhone&Android対応 Auto-IC機能搭載 Qualcomm認証 CHE-315-WH
で、1580円。大きさも小さく、圧倒的cheeroブランド力。

arloの充電器は、判定がシビアなので(少しずつでも充電してくれれば良いのに、たとえば5V2.4A出力の充電器に繋げると一切充電しない)、
気をつけなければ悩みの種にしかならない。

大体、規格商売をやりたいのであれば、公式が潤沢にグッズを出さなければならないのに、netgearは一切出さない。
充電ケーブルだけ何故売らないのだ(バッテリーが付属してくるものしかない)。
なので、結局よく分からない中国メーカーの、充電速度がクソ遅い(けどちゃんと充電される)ケーブルを使わねばならないのか。
実売1300円。充電器と足して約3000円。公式の電池付きが約5500円なので、電池が欲しい人は公式が良いだろうが、電池はいらない僕のような人だと、2500円多く払ってゴミ(電池)をくっつけられる気持ちも察して欲しい。
まあ、中国ケーブルも5mあるのはアドバンテージなんだけどね。

arlo pro2が日本発売されたので、どう処理するのかとても楽しみではある。
一応電池を使わない電源駆動を公式サポートしたらしいので。

2018年3月5日月曜日

繋がっていたarloが繋がらない。再syncが必要

arloのバッテリーを変えていると、どうしても不具合があることに気付く。
バッテリー周りにやっぱり問題を抱えているarloです。
特に、低いバッテリー残量(20%前後)まで使ってから電池を替えた場合や、間違えて充電されていないバッテリーに変えたとき、顕著に問題が出る。

一番当たりやすく、且つ困った状況になるのが、電池を替えたのにリンクアップしない(繋がらない)という症状。
今まで繋がっていたarloが、バッテリー換えだけで繋がらなくなる。

バッテリーの抜き差しで解決する場合が殆どだけど、10回に一回は失敗すると思った方が良いくらい失敗する。
上記のようなバッテリー状況だと尚更。

この場合は、再syncが必要になる。
カメラを追加するときと同様の手順を踏む必要があって、
ベースステーションのsyncボタンを2秒押して、カメラとのリンクアップインジゲーターが点滅していることを確認し、カメラのsyncボタンを2秒以上長押し、青いランプが点滅している事を確認する。
青いランプが点滅しないこともあるので、その際はバッテリーを抜いて再度同手順を踏む。
最後に、青ランプが高速点滅したら終了。

そろそろ解決するファームウェア降ってこないかなあ。

追記
再度syncした場合、モードもリセットされるようで、必ずデフォルトの「警戒」になり、且つ警戒の設定もリセットされる。

2017年8月15日火曜日

Netgearのarlo proでホームセキュリティを敷く

ぶっちゃけ「ホーム」では無いのだが、arlo proを使用したので設定関係のtipsと使用感。
レビューです。
 
監視カメラとしてarloを使用する場合、留意しなければならないことは3つある。

一つはずばりバッテリー。
人通りが多い場所に設置する場合、1ヶ月持たない可能性がある。
逆にバッテリー問題さえ解決してしまえば何とでもなる。
もしLANケーブルを引っ張れるのであれば、arlo q plusでPOE給電をお勧めする。
屋外ではそうはいかないのでバッテリー頼みになるが、大体30回程度1日に反応させると2ヶ月持つくらいである。
屋内でコンセントが近ければ、充電しながらの使用も可能。

二つ目は動体感知方式。
arloもarlo proも、PIRセンサーを使っているので、感知距離は4m~7m程度。

三つ目は録画開始タイミング。
公式でも1~4秒のラグがあることを明記しているので、素早く移動されると感知はするが、録画されたものには人が映っていないということがある。
ラグは無印arloの方が激しいし、バッテリーが電池なのを鑑みると、数年使うならproをお勧めする。

これら3つを勘案して、設置場所を選定することをお勧めする。
屋内で組むのであれば、arlo q plusを組み合わせてやることをお勧め。有線で検知方式が画像差分方式、且つ録画は数秒「前」から始まる。


利点・メリット
兎に角arloの利点はワイヤレスであること。ケーブルの引き出しをしなくて良いので、どこにでも付けられる。

また、基本はクラウド録画で、インターネット接続が切れた場合且つローカルストレージ(USBメモリなど)があれば、そちらに書き出してくれる(インターネットに接続された際にクラウドに送られる)。

設定が簡単。ベースステーションとのリンクはボタン式で、繋がってしまえばウェブ上で設定することになる。

思った以上に綺麗。光量があるところなら、そこそこ見られる絵作り。

アプリも使いやすい。

難点・デメリット
設定が簡単すぎて細やかな設定が出来ない。ベースステーション枠で1カメラにつき1設定で設定するため、
ある時間帯のみ、あるカメラだけアラート送信して欲しい、みたいな事をしたくても出来ない。(下記追記あり)

感度設定がピーキーなところ。移動する人を検知する場合、動体感知は100%にしておかないと撮り逃す。
また、音声検知は環境音を無駄に配慮してくれるらしく、車通りが多いところだとエンジン音を検知してくれない。だからといってレベル5にすると検知が止まらなくなる。

ベーシックプランの1アカウント5台制限。
これはアカウントに紐付けられた全てのカメラをまとめて5台と言うこと。たとえばarlo pro4台とarlo q plus2台を同一アカウントで管理は出来ない。
ただ別アカウントも組み合わせて共有すれば良いのだけれども、初期セットアップの際に面倒。(下記追記あり)

ブラウザで見る場合はflashプレーヤーが必須。

要望したいことは、ローカルストレージへの同時録画。あくまでローカルストレージはインターネット接続が切れた際のバックアップ扱いなのらしいので、ここは改善して欲しい。(下記追記あり)

また気付いたら追記予定。

追記
スケジュール機能を使えば、ある程度複雑な挙動も出来た。
たとえば、カメラ1で音声感知した場合、カメラ1で30秒、カメラ2で50秒録画する、等。

あと公式フォーラム曰く、画質を上げれば電池消費は増えるらしい(UIの説明書きが間違っている)。当たり前と言えば当たり前な話。

ローカルストレージは、クラウド関係なく録画している気がする。現状2GB程度使用しているところからの想像。

1台運用だとスケジュール機能が不便なので、想定2代運用~みたい。

バッテリー(電源周り)に若干問題がある。癖が強い感じ。
バッテリー挿入後、青ランプ点灯→消灯(これでバッテリー認識)。
その後、青ランプ点滅(ステーションとのリンクアップ)まで確認しないと、たまに接続をミスってそのままになる。
点滅して接続しない場合、バッテリーを抜き差しして点滅まで確認すること。
また、バッテリー挿入・取り出しの際に、充電中だとこれもまたリンクアップをミスったりする。
充電ケーブルは、arloが仕事をしていないとき(ランプ点灯が無いとき)に抜き差ししないと、これも問題になる。要は落ち着いて作業しましょうと言うことらしい。
因みにバッテリー無しでも、usb給電で動作することを確認した。※タイミングによってバッテリー無しだと駄目みたい。まだファームウェアが成熟しきってないのかな。

arlo関係のエントリーがたくさん増えたので、右側にあるラベルからaloを選択して記事見てください。不具合や、解決用のtips書いてます。

全くarloとは関係ないけど・・・
Planexのカメラ一発は兎に角不安定なのが敗因なんだよなあ。
遠隔で見ることは出来てもNAS録画されてないとかどうしてくれようと思うことが多々ある。
で、一番の解決策は再起動という・・・。1000円位の電源タイマーを組み合わせないと連続常用は難しい。