2020年5月27日水曜日

Let's note CF-SV9のSSD換装

Let's noteSVシリーズは、基本的には7から中身が変わっていないので、分解写真などは他サイトにのっている通りで間違いないのだけれども、ちょっとだけ変わっていたのでレビュー。
あとブルースクリーンが出たので、どういう対策で乗り切ったかを書いておく。

まず、購入したのはCF-SV9NDRQR。LTEモデムが必要だったのでこれになった。
一番高いのにしかLTEつけないパナソニックさんアコギですわ...
内蔵されていたSSDは、SamsungのMZVLB512HAJQ。NVMeである。今迄M2でもsataだったので、間違えてWDのSATAモデルを買ってしまった。
ストックでcrucialの1TBモデルのP1 CT1000P1SSD8JPがあったので、こちらを使用したが、今買うと12k。安くなったね...

換装方法はまんまコレどおりで、ねじを全部外すと裏豚が外れるので、ssdを外して入れ替えるだけ。
難しいところは全くない。単純に、ねじをなくすと痛い目を見るだけである。
また、メモリはオンチップなので増設は不可である。メモリスロット付けてほしいなあ。

ディスクのクローンはAcronis True Image for Crucialを使用。
読み込みにすさまじい時間がかかったので、フリーズと間違えないように注意。
また、クローン後はインストーラーを保持したまま、インストールしたソフトは消すことをお勧めする。スタートアップの常駐がウザい。

で、今回のメインイベント。
クローンしたディスクで起動させたらブルースクリーン(0xc000000e)が出るのである。
ググったら対処法がたくさん出てくるが、まあ面倒。
なので、取り敢えず事前に作っていたリカバリBDを入れ、起動させてみると、「回復オプション」に進めるボタンがあった。
押してみると、何やら見た覚えのある画面。恐る恐る「続行(終了してwindowsを起動する)」をオスト、あっけなく起動した。
うーん、ブラックボックス。
まあ、何はともあれ普通に起動するので、これで良かったことにした。

2020年5月19日火曜日

sonyの下掛け式オープンイヤーイヤホンSTH40Dレビュー

耳に突っ込むカナル式が痛くなってきたので、何か別のイヤホンを探していると、ソニーが面白いモノを出していた。

https://www.sony.jp/headphone/products/STH40D/

耳掛け式のものも視野にはあったのだけれども、既に持っているので候補から外した。

PROS.
下掛け式。何にも優る。マスクのひもで痛めつけられている耳の上が痛くない!
取れにくい。というか、むしろ取れない。ただ取ろうと思えばさっと取れる。ソニーらしい発明。
オープンイヤー。周囲の音が聞こえる。 ただ、意外に話の内容は分からないので注意。
そんなに音漏れしない。普通の音量で普通にしていれば、ほぼ音漏れはない。
自然。悪目立ちしない外観。 真っ白なうどんより100倍マシ。

CONS.
ネット上では折れやすいという記述があるので、取扱に注意するべきなのではないかというところ。但し、1年使っているが折れたことはない。

汚れとは別に、イヤーチップの表面に汗が付く。気にしなければ良いのだけれども、気になる人は気になるだろう。
因みに汚れはほぼ付かない。カナル式だと耳の奥を掃除しておかなければならなかったが、外周さえちゃんと洗っていれば大丈夫。

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まとめると、下掛け式という新しい形式は非常に装着感が良いので、是非試して貰いたいといえるほどオススメ。

ワイヤレス製品で
https://www.sony.jp/headphone/products/SBH82D/
もあるので、こっちの方が使いやすいかも知れない。

完全ワイヤレスのフラグシップ
https://www.sony.jp/xperia-smart-products/products/XEA20/
には食指が動かなかった。多分上記SBH82Dという存在があるからだと思う(値段差を完全ワイヤレスと防水では埋められていない気がする)。


2020年5月14日木曜日

超過死亡という概念

結局各国の集計方法がまちまちなので、具体的に新型コロナはこれだけ拙いものなのであるという事が分かりにくい。
そこで超過死亡という、定点で普段よりもどれだけ死亡しているのか、という考え方で見てみると良いと思う。何とも都合が良い(?)ことに、「直接的・間接的問わずに」数字が出る。
新型コロナウイルス被害の本質は、直接的な死者数もそうだけれども、病床を占拠し続ける医療崩壊によって間接的な死者が出ることである。

ニューヨークは4月頭の時点で3倍。
https://toyokeizai.net/articles/-/344432?page=2

https://jp.quora.com/q/coronavirus/%25E5%259B%25BD%25E9%259A%259B%25E6%25AF%2594%25E8%25BC%2583%25E3%2581%25AB%25E4%25BD%25BF%25E3%2581%2588%25E3%2582%258B%25E5%2594%25AF%25E4%25B8%2580%25E3%2581%25AE%25E6%258C%2587%25E6%25A8%2599-%25E8%25B6%2585%25E9%2581%258E%25E6%25AD%25BB%25E4%25BA%25A1-%25E3%2581%25A7%25E6%2598%258E%25E3%2582%2589%25E3%2581%258B%25E3%2581%25AB%25E3%2581%25AA%25E3%2582%258B%25E5%25AE%259F%25E6%2585%258B?share=1
だと、FT記事の翻訳で
イタリアのベルガモでは463%、ニューヨークでは299%、マドリードでは161%もの超過死亡となっています。

インドネシアでは1,400件の超過死亡となっており、これは公式なCOVID死亡として報告されている90件の15倍にも及びます。
だそう。
日本は政府・国民を挙げた対策によって、幸いなことに1-3月期は、例年よりも0.4%も低い。
あの批判的なブルームバーグでさえ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-14/QAAL5SDWRGG201
という記事を書く位である。
何が良かったのか、未だ本当に分からないけれども、日本はとても恵まれた環境にあるということを忘れてはならない。
もし環境や習慣、現在の対策なのであれば、(インフルエンザ羅漢率も下がっているようだし)ニューノーマルと言わずに引き続き継続すべきだろう。

2020年5月12日火曜日

数という金。

視聴率を取るために過激な取材や報道を辞さないテレビと、再生数ほしさに炎上を狙って有名人の親族になりすます動画配信者、何が違うんだろうね。
内容の無い動画に今話題のワード+センセーショナルなワードのタイトルと表題画をつければ、それなりの再生数になってしまうのも問題だとは思うけれども。
あと肩書きだけ立派だけど内容が間違っていたりとか。容赦なく低評価を付けるのだけれども。たとえば医者がデマを流すなよとか。
同じ分野でも専門家は居るわけで、専門家でも割れるような内容に専門外が触るなよ、とも思う。
普通はそれで信用を落とすんだけど、動画って単発でしか見なかったりするからね。
ある意味テレビよりリスクが低いよね。

2020年5月8日金曜日

関谷理化の「リカシツ」で取っ手付きビーカーを買ってみた

マグカップが欲しくて探したところ、ビーカーに取っ手が付いたものがあった。

https://www.rikashitsu.jp/online-shop/products/list8.html

 実は、取っ手付きビーカーは僕が中学生の頃から欲しいと思っていた。
何故ならビーカーで熱いものを飲む時、ビーカー自体が熱くて持てないからである。
また、火にかけて加熱した際は、更にどうすれば良いか分からなくなる。冷めるのも早いが、熱い時に飲みたいのである。
そんな十年越しの物欲を解決するべく、国内で検索したところ、まあ普通にあったのがこれ。
他にもHARIOやコクゴも出しているが、使いやすそうな取っ手の形は関谷だろう。

マグサイズが欲しかったので、300ml(BK-7 300ML 商品コード:72-800-030)を買った。

Pros.
・ビーカーなのに持てる(当たり前)。取っ手は必要だったということ。
・飲み口が意外に良い。ガラスの厚みは口部強化ガラスより厚く、デュラレックスより気持ち薄い位で、デュラレックスで飲み口的に満足できるのであれば、全く問題無い。
・軽い。マグは陶器なので、やはり重いのである。

Cons.
・実は商品の問題点は特にない。

購入時に注意点として、マグカップ代わりに買うのであれば、300mlは大きすぎるのである。もしマグカップと同サイズを求めるのであれば、内容量が300mlのものを買うべきであり、それはビーカー取手付 BK-7 200ML 商品コード:72-800-020の方である。ただこちら、取っ手の大きさが300mlと同じで、サイズ感があっておらず不格好である(恐らく共通部材を200ml~500mlで使っている)。

また、ビーカーなので目盛りは信用しないこと。ビーカー上で150ml、300mlの水をメスシリンダーに移したところ、5ml~15ml程度の誤差があった(そもそも目盛りが太く、表面張力もあるので計測には不向き)。

最後に、硬質1級の硬質は、熱衝撃に対しての硬さなので、物理衝撃は普通のガラス並と思った方が良い。

こうなると極薄の強化磁器マグカップが欲しくなるなあ。

2020年5月7日木曜日

水商売の会社

会社宛に、ピーステックという水を販売する会社からDMが届いた。
内容は、
・消毒液を販売している
・アルコール不使用を謳っている
・除菌力はアルコールより優れている
・消臭効果もある
というもの。
なのに、消毒効果を示す物質を言及していない。というか、一カ所だけ書いているが、何なのか分かりづらい。
まんま来たDMがウェブにあったので以下に貼る。
https://peacetech-co.com/pdf/pamphlet-micro.pdf
さて、どこに書いてあるだろう。
「ミクロテクとの主成分(HOCL)が」
というところのみである。
HOCLも言及されていない。このHOCLは、次亜塩素酸である。
食品添加物で精製した、とあるが、恐らくこれは生成の間違いで、次亜塩素酸ナトリウムから作ったのだろう。
また、弱酸性と書かれているので、次亜塩素酸ナトリウム水溶液と、塩酸を掛け合わせて生成したものと思われる。
もちろんアルコールより高い除菌効果を発揮し、消臭効果も有意にある、ただこの商品、価格が高すぎる。

びっくりしたのは、50ppmの次亜塩素酸水を36L作るのに21円しかかからないのに、こちらの商品は万単位で要求してくる。
流石にドン引きである。これなら、工業用の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を買うなり(20Lで3000円、高くても5000円)、
ハイターE(業務用ハイター)なら5Lで800円https://www.kao.co.jp/pro/product/detail/1770.htmlである。
ハイターEにはSDSがあるので、濃度も心配ないだろう。
これに、簡易版高濃度残留塩素検出キット(鈴研で3000円程度)https://www.suzuken-ltd.co.jp/と炭酸水、ペットボトル2本とメスシリンダー(1000円のPPのものでいい)を買えば、中和法で微酸性次亜塩素酸水を作り放題である。
更に、残留塩素検出キットもあるので、濃度や有効期限は可視化できる。中和法なので、炭酸をけちらずざばざば入れておけばpHを測る必要は特にない(心配なら買っても良いが、ph計測紙も数百円の安いもので十分である)。
1Lの次亜塩素酸ナトリウム水溶液6%から、50ppmの次亜塩素酸水を何L生成できるかというと、超ざっくりで、1000リットル近く作ることが出来る。
酸性に弱酸性である必要は全くない(むしろ中性寄りの微酸性の方が使いやすい)ので、尚更都合が良い。
強いて言えば、この商品は手間暇を金で買うタイプのものだといえるのだけれども、なかなかな商売である。
今の商売を辞めたら、こんな水商売するのも良いかもしれない。
水素水のようにだまくらかしてはいない。ただただ高いだけなのだから。