2014年8月11日月曜日

洗剤で昆虫は死ぬのかどうか

殺虫剤にお金を使いたくなかった。
ただそれだけが理由だったのだが、洗剤やエタノールでゴキブリを殺せると目にしてしまったからにはやるしかあるまい。
ということで、洗剤やエタノールで昆虫を殺せるかどうかの実験をしてみた。
初めに結果を書くと、「殺せる」。
但し、条件が色々と付く。

まずは実験の概要から。
ビルのメンテナンスルームにヒメグモが大量発生(照明に寄ってきた蟲を捕食するためだろう)したので、対象はヒメグモとする。
http://goo.gl/RQNV7T

用意したモノ
・エタノール(消毒用。80%位)500円
・食器用洗剤(濃縮。界面活性剤35%)100円
・風呂場用洗剤(界面活性剤15%)100円
・水鉄砲(飛距離4mを謳うモノ)100円


 洗剤で虫が死ぬのは
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1025708880
な感じで気孔を界面活性剤でふさぐから。

エタノールで死ぬのも、やはり同じ理屈らしい。
http://garamoba.eshizuoka.jp/e613587.html
のように、気化させて体温を奪い、動きを止めるという効果もあるらしい。

で、実験結果。
「スプレータイプでは意味が無い」ことをまず書くべきだろう。
全ての組み合わせで死ぬ気配が無かった。
風呂場用洗剤に付随してくるスプレーで始めためしていたのだけれども、まあ、死なない。
お陰でエタノールオンリーを試すのを忘れた。
で、水鉄砲を買いに行くに至る。

本題。ではクモの場合どうだったのか。


・エタノール「無判定」
残念ながら、噴霧器でしか試さなかったので無判定。
全部に言えるが、噴霧(風呂用洗剤のアレ)は意味が無い
追記
・エタノール「死なない
確かに動きは止まるが、死に至ることは無かった。

・風呂場用洗剤「殺傷できる」
水鉄砲を片手に、逃げるところに追い打ちでさらにかける。ひたひたになるまでかける。すると死ぬ。

・食器用洗剤「殺傷できる」
同上。ただ液体量が少ないのが難点。

・エタノール+風呂場用洗剤「殺傷できる」
エタノール濃度が50%を切らない程度に風呂場用洗剤で「薄めた」ものを使用した。
どのくらいかけるかというと、やっぱり同上。

・エタノール+風呂場用洗剤+食器用洗剤「殺傷できる」
まあ、試すまでも無く死ぬ。 因みにこれが一番効果が高かったが、風呂場用洗剤は正直要らないだろう。エタノール濃度を高く保ちつつ、界面活性剤濃度は15%以上になるように配合すれば良い。

ポイントは、「ひたひたになるまで液体をかける」ことである。
まあ、考えれば分かることだったが、霧状だと効果が薄いのである。文字通り「ぶっかけ」てやることで、界面活性剤orエタノールで穴をふさぐのだ。あとはもがけばもがくほど界面活性剤やエタノールが効果を発揮し、脱脂していくだけなので、待つだけになる。
因みに死ぬまでの時間は30秒~1分くらいかかる。意外と長いので注意。

仕上げにフマキラー(5年前のやつ)を噴霧して終了した。
次からはエタノール+食器用洗剤+水鉄砲かな。
やり方を探している最中に
https://www.youtube.com/watch?v=EUunN5mNbcI
http://zenhankai.blog.fc2.com/
をみつけたので序でに貼っておく。

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