2013年8月25日日曜日

奇術師、天河磨月。

薄い人だかりが出来ていたので、見てみると奇術師が奇術を披露していた。
名前は天河磨月というらしい。

内容は手元でやる奇術で、やってることは凄いと思う(トリックがさっぱりわからない)が、兎に角客が沸かない。
多分というか、間違いなく構成と話術の問題なんだろうなあ・・・。
盛り上がる、というよりも、感心してしまうのである。
ああ、凄いなあと。
大道芸的な善し悪しの理屈は分からないのだけれども、感心してしまうのは頂けないんじゃないかなあと思う次第。

流れが度々切られるのもどうかなあと。お金の話と自己紹介は、最後の最後で十分です。
引き込まれた客はそう簡単には抜けませんよ。
あと、無理にアピールしなくっても良いんです。 wikipediaなんて誰でも編集できる物アピールするより、もっと奇術を見たい。

まあ兎に角凄いと思ったのと、これからも続けていって欲しいという勝手な願いを込めて、最後に札を一枚入れた。

ふらっとこの人が現れると、いつの間にか人だかりが出来ている、みたいな人いないかなあ、と、帰りしなに思ったり。

2 件のコメント:

  1. ぼくも今日、善福寺川緑地公園という花見の名所でストリートマジシャンを見ました。名前は天河磨月で、インターネットで調べれば「セロ」といっしょに名前が挙がっているというので調べていて、このブログを見かけました。Wikipediaでたしかに同じ文脈の中に登場していましたが、自分で挿入したんじゃないかという気がします。
    このブログを読んで、見たときの感想などがぼくとほぼ同一だったので、天河磨月という人の芸風というか、手口というかがなんとなくわかってきました。
    ようするに、あまりテレビなどでは見ない手品をやっていてその場で感心するが、おもしろくない、ということなんでしょう。ぼくが見たときもさかんに観客に盛り上がってくれ、サクラになってくれ(花見会場だったので洗剤客はたくさんいた)と要請を繰り返していました。最初はダンディ坂野のようにネタでやっているのかと思っていましたが、あまりにしつこくいっていたので半分以上マジで、しかもいつもいっているような気がします。
    YouTubeにどこかでの動画が公開されていて、それを見てポテトチップス缶のネタが見え見えだったことがわかりりました。また、チューブバルーンのトリックもほぼ見当がつきます(口に入れているのではなく手元で空気を抜いている。最初途中で抜き出すときは手元と口の中で押しつぶしている)。
    カードマジックは多少の手法はあるにせよ、いずれにしてもかなり訓練したテクニックでしょう。あんなもの、仕掛けを知ってもまねできません。
    当初はお金をとられるといやだなと遠巻きにしていたのですが、終わってみれば1000円、あなたとほぼ同じ気持ちで入れてしまいましたが、それを含めて全体が、彼の芸であり手口なんだなという理解に達しました。ぼくの1000円はその芸全体へのものと思えば、見合うような気がします。
    セロのタネは想像もつきませんが、天河磨月のタネは冷静に振り返ればわかります。セロと並んでいる、この技は日本で3人しかできない、などのトークも奇術のうちでしょう。
    Mr.マリックがテレビでブームになったとき、地味にやっているマジシャンたちがあれは全部「よくある手品」といっていて、実際そうだったようです。天河磨月はその数段下のレベルで、あのくらいの奇術は結構だれでもやっていそうです。ポテトチップス缶のネタバレ映像の手際を見て、この人しゃべりだけでなく、奇術もたいしてうまくないと痛感しました。そうしたものを含めて、大道芸であり、天河磨月の芸なんだなとあらためて思いました。

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  2. コメントありがとうございます!
    なんというか、残念なんですよね色々・・。

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