レビューです。
監視カメラとしてarloを使用する場合、留意しなければならないことは3つある。
一つはずばりバッテリー。
人通りが多い場所に設置する場合、1ヶ月持たない可能性がある。
逆にバッテリー問題さえ解決してしまえば何とでもなる。
もしLANケーブルを引っ張れるのであれば、arlo q plusでPOE給電をお勧めする。
屋外ではそうはいかないのでバッテリー頼みになるが、大体30回程度1日に反応させると2ヶ月持つくらいである。
屋内でコンセントが近ければ、充電しながらの使用も可能。
二つ目は動体感知方式。
arloもarlo proも、PIRセンサーを使っているので、感知距離は4m~7m程度。
三つ目は録画開始タイミング。
公式でも1~4秒のラグがあることを明記しているので、素早く移動されると感知はするが、録画されたものには人が映っていないということがある。
ラグは無印arloの方が激しいし、バッテリーが電池なのを鑑みると、数年使うならproをお勧めする。
これら3つを勘案して、設置場所を選定することをお勧めする。
屋内で組むのであれば、arlo q plusを組み合わせてやることをお勧め。有線で検知方式が画像差分方式、且つ録画は数秒「前」から始まる。
利点・メリット
兎に角arloの利点はワイヤレスであること。ケーブルの引き出しをしなくて良いので、どこにでも付けられる。
また、基本はクラウド録画で、インターネット接続が切れた場合且つローカルストレージ(USBメモリなど)があれば、そちらに書き出してくれる(インターネットに接続された際にクラウドに送られる)。
設定が簡単。ベースステーションとのリンクはボタン式で、繋がってしまえばウェブ上で設定することになる。
思った以上に綺麗。光量があるところなら、そこそこ見られる絵作り。
アプリも使いやすい。
難点・デメリット
設定が簡単すぎて細やかな設定が出来ない。ベースステーション枠で1カメラにつき1設定で設定するため、
ある時間帯のみ、あるカメラだけアラート送信して欲しい、みたいな事をしたくても出来ない。(下記追記あり)
感度設定がピーキーなところ。移動する人を検知する場合、動体感知は100%にしておかないと撮り逃す。
また、音声検知は環境音を無駄に配慮してくれるらしく、車通りが多いところだとエンジン音を検知してくれない。だからといってレベル5にすると検知が止まらなくなる。
ベーシックプランの1アカウント5台制限。
これはアカウントに紐付けられた全てのカメラをまとめて5台と言うこと。たとえばarlo pro4台とarlo q plus2台を同一アカウントで管理は出来ない。
ただ別アカウントも組み合わせて共有すれば良いのだけれども、初期セットアップの際に面倒。(下記追記あり)
ブラウザで見る場合はflashプレーヤーが必須。
要望したいことは、ローカルストレージへの同時録画。あくまでローカルストレージはインターネット接続が切れた際のバックアップ扱い
また気付いたら追記予定。
追記
スケジュール機能を使えば、ある程度複雑な挙動も出来た。
たとえば、カメラ1で音声感知した場合、カメラ1で30秒、カメラ2で50秒録画する、等。
あと公式フォーラム曰く、画質を上げれば電池消費は増えるらしい(UIの説明書きが間違っている)。当たり前と言えば当たり前な話。
ローカルストレージは、クラウド関係なく録画している気がする。現状2GB程度使用しているところからの想像。
1台運用だとスケジュール機能が不便なので、想定2代運用~みたい。
バッテリー(電源周り)に若干問題がある。癖が強い感じ。
バッテリー挿入後、青ランプ点灯→消灯(これでバッテリー認識)。
その後、青ランプ点滅(ステーションとのリンクアップ)まで確認しないと、たまに接続をミスってそのままになる。
点滅して接続しない場合、バッテリーを抜き差しして点滅まで確認すること。
また、バッテリー挿入・取り出しの際に、充電中だとこれもまたリンクアップをミスったりする。
充電ケーブルは、arloが仕事をしていないとき(ランプ点灯が無いとき)に抜き差ししないと、これも問題になる。要は落ち着いて作業しましょうと言うことらしい。
因みにバッテリー無しでも、usb給電で動作することを確認した。※タイミングによってバッテリー無しだと駄目みたい。まだファームウェアが成熟しきってないのかな。
arlo関係のエントリーがたくさん増えたので、右側にあるラベルからaloを選択して記事見てください。不具合や、解決用のtips書いてます。
全くarloとは関係ないけど・・・
Planexのカメラ一発は兎に角不安定なのが敗因なんだよなあ。
遠隔で見ることは出来てもNAS録画されてないとかどうしてくれようと思うことが多々ある。
で、一番の解決策は再起動という・・・。1000円位の電源タイマーを組み合わせないと連続常用は難しい。
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