2019年9月12日木曜日

BJ7110-89E(BJ7115-85E,BJ7111-86L)インプレッション&レビュー。

BJ7110-89Eを手に入れたので、レビュー。
PROMASTER PMX56-2811の後継として買ったので、比較レビューになります。
スペックレビューは前回書いたので、こちら参照で。

とうとうPROMASTER PMX56-2811の後継が作られた!BJ7110-89E(BJ7115-85E,BJ7111-86L)

Pros

ベゼルが回しやすい
回転ベゼルが厚くなった分、回しやすくなった。
PMX56-2811は若干固い感じ。

視認性が良い
盤面がごちゃごちゃしていたので、わかりにくいかと思いきや、そうでもなかった。
ただ、夜はちょっと困る。

夜光が保つ
PMX56-2811に比べても保つ。へたっただけなのかな。

GMTは、まあまあ便利
海外に行った際、日本の時間は何時かしらん、と把握したい時は便利。逆にそれだけなので、
国内にいるなら必要は無い。


Cons

ベルトが伸ばせなくなった
ウェットスーツの上に装着するための、可変式機構付きのベルトでは無くなった。
これが意外と便利だったので、無くなったのは残念。

ベゼルがスーツに引っかかる
回転ベゼルの角が切り立ったので、それがスーツに引っかかるようになった(PMX56-2811は斜めにカットしてある)
厚くなったのも恐らく関係している。

厚い
PMX56-2811が10.8mm、BJ7110-89Eは13.8mm。3mmは結構違う。

重い
PMX56-2811が103g、BJ7110-89Eが120g。7gは意外に気付く。

夜光で時間を誤認する
夜光塗料が塗ってあるのが盤面の●と12/3/6/9の■で、■を誤認して時間を瞬時に把握する際、何度か誤認した。
PMX56-2811は数字だったのでそれはなかったけれども、じゃあ昼間に●と数字、どっちの盤面が良いかと言われると、
●の方が見た目良いので、これはトレードオフかな。

総評

しっかりと実用時計として完成はされているけれども、やっぱりPMX56-2811と比較すると、退化している。
ざっくり言えば、悪くはないが、過去にはもっと良いものがあった、という老人の回想みたいな感じ。
時計という枯れた業界だと、名機は名機のまま後継が作られると思っていたのだけれども、どうもそうではないらしいことが分かった。
コスト増なのか、社内政治なのか分からないけれども、機械式では無い以上(エコドライブなので修理可能期間を過ぎると怪しくなる)、
現行品を買うしかないことを鑑みると、やっぱり残念だなあ。
今PMX56-2811を手に入れても、どこまでメンテされるかが不透明なので、やはりBJ7110-89Eを勧めることになるが、
PMX56-2811もまだ実働でもっているならば、PMX56-2811の方を手に取ってしまうと思う。
僕がそうだから。

まあ、また10年後に後継が出ることを期待して、PMX56-2811が壊れるまでメインで使って、壊れたらBJ7110-89Eに乗り換えるのが正解かな。

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